播州毛鉤
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播州毛鉤物語

4 播州毛鉤のできるまで

ツノ付け
工程9

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虫全体の形態のうち、尻の尾に見せるために取り付ける。 スズメ初列風切羽を用いる。 左手の人差指の裏側と親指とで、スズメ初列風切羽を持ち、右手の人差指と親指で持った毛抜きで、スズメ初列風切羽の羽枝(羽軸羽軸を境にして長さの短い方の羽枝)の部分を2本(5mm程度)左手の人差指の裏側に置き返え、左手の親指の爪の先で2本の羽枝を押える。

羽枝を鉤からやや右側25度の角度に鉤の下に置き、しけ糸で2本のうち先づ外側にある1本から締め付ける。 しけ糸を下から上へ回してあとの1本を手前に引き寄せ、左手の人差指を親指と右手のしけ糸であやつりながら長さと間隔を整えて、しけ糸で5回巻き固定する。 ツノを取り付けた余りをハサミで切り取る。


工程9 工程9





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