播州毛鉤
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播州毛鉤物語

4 播州毛鉤のできるまで

みの毛付け
工程13

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なごやコーチン(オス)腰毛を1枚(7〜10cm程度)左手の人差指と親指とで持ち、羽枝をよく並べて右手の人差指と親指の先で先端を揃えて6本(1cm)取る。羽枝が同じ方向へ向き長さも揃っていなければならない。

鉤の下側へ25度の角度に交叉して持ち、しけ糸をミノ毛の外側から内側へ向かって締め付ける。 しけ糸をゆっくり3回巻く間に鉤を中心にして、ミノ毛が鉤全体を囲むよう左手の人差指と親指の爪先とで間隔を均等に整え同じ長さに取り付ける。

最後にしけ糸で6回巻き結び、余りの羽枝としけ糸を切る。 鉤は特製ハサミで切り取り、最初に取り付けたテグスだけ残す。 ミノ毛付けで終らないときは、最後にしけ糸で結ばず余りの羽枝と鉤を残して置く。


工程13 工程13
工程13





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